2007年の御岳登山

 5月12(土)〜13日(日)
       
集合時間の4時20分には全員集合。定刻4時30分に出発。いつもの通り湾岸線経由、東海北陸道、中央道で向う。
恵那S.Aで朝食。 トン汁定食組ときしめん組がいる。 俺はトン汁定食、これくらい食べないと腹がもたん。

8時 田の原到着。今年は時期が早いせいか雪がかなり多い。 
憲士郎隊長が体調不良で登れなくなり登山隊はDXI,GHM、隊長代行のAEN(俺です)の3名となる。
8時30分登山隊出発。 他の登山者も今年は割りと多い。 スキーヤーと半々位か。7合目で小休止。DXI,GHMは早速携帯電話を取り出しmailを打っている。送信先は何処なんだろうか?
 「最近は雷鳥を見なくなった」と話している時、近くから雷鳥が飛び出し岩の上にとまって「写してください」といわんばかりポーズをとってくれた。 その後にも少し登ったところで別の雷鳥が岩の上にとまっていた。
8合目から雪田に入り雪渓を直登、 すぐに 這松の孤島に入り小休止、定時連絡。 雪田に入れば我々の姿は田の原からも見える。
雪田は表面10cmほどは腐っているが下は固く登りづらい。キックステップで登らなくてはならないのほとんどTopを歩いた俺は疲れた。
トレースに小さいブルトーザーのキュタピラのようなのもがある。これは何か?こんなもの今まで見た事がない。ずーっと疑問に思って登っていた。11時30分大滝頂上着。ペースが遅かったので時間を要した。大滝頂上近くになると硫黄の匂いがしてきた。
頂上でスキーヤーと立ち話。この時キャタピラの疑問を問うたところ「それはスノーシューですよ、ワカンより少し重いが最近はそれが使われています」とのこと。それで疑問が解けた。GCOさんがスノーシューのトレッキングに行ったという話しを思い出した。
八丁ダルミの風はいつもほど強くない。ただ帽子は飛ばされる恐れがある。 頂上直下の鳥居は雪にうずまっており横を迂回する。くぐろうとすれば運動会のはしごくぐりのようなものだ。 当然階段も全部雪に覆われており階段らしきものも伺えない。
12時30分剣が峰登頂。 着くと早速ご両人携帯電話を取り出しmail 送信。女子高生なみ、熱心なものだ。本当に何処に送信してるのか知りたい思い。
快晴で今までの御岳登山で最高の部類。登山者(ほとんどスキーヤー)も今までで一番多いように思われる。一の池は完全に雪に覆うわれ池の痕跡が全く無い。二の池はわずかに青氷が見え池の面影が残っている。

 13時「中の湯」 黒沢口に向けて下山開始。何パーティか登って来ている。田の原ルートより人は多い。しかも全部スキーヤーだ。 これはロープウエーで七合目まで登れるのとすべるコースが長く変化に富んでいるからだろう。
 田の原ルートをすべるのとは格段の違いが有る。ただ登るのはしんどい。このルートはスキーヤーのルートか?。 今までとは違う御岳の姿を見ながら下山。スノーボーを背中にしょって例のスノーシューをつけ登ってくる女性もいた。
雪がべったりついた岩場から「だけかんば」の広い尾根になるとスキーヤーは左側のルートをロープウエー乗り場のほうに向っている。

我々は「中の湯」に下山の予定なのでロープウエーの方に向わず直進する。トレースは有るものの人は全くいない。この広い尾根は時々赤いビニールテープの標識があるがまず当てにできない。足跡をたどっていくと右の谷に向っているのですぐに左の尾根にコースを修正する。 ここで初めて大きな案内板がありルートを確認できた。ここが女人堂だった。実は俺の地図には女人堂の小屋が記されてなかった。 「だけかんば」が普通の樹林帯にかわりさらに進むとロープウエーの標識が有った。 10分ほど下ったところで両側が谷になってしまい進めなくなる。 先ほどの標識のところまで引き返しルートが必ず有るはずと左側を偵察。
標識から2,3分のところに小屋が見えた。この間にDXIさんが「中の湯」で待っている「KCHさんに電話して地元の人にルートを聞いてもらう」と言い電話する。 携帯電話を持っているとこんな発想が出るのかと感心する。しかし安易に電話してマスコミの耳にでも入り「遭難」なんて騒動になりかねない。

この小屋は俺の判断が間違ってなければ「七合目覚明行者小屋」のはず。小屋の裏から横を通り表に出ると間違いなく「七合目行者小屋」だった。 中の湯とロープウエー乗り場の分岐点でKCHさんの無線連絡。中の湯は六合目 ここは七合目 一合下るのに1時間はかからんだろう。ここまでくるとルートはしっかりしている。しかし相当痛んでいる。土留めの丸太は腐って外れているし手入れはなされていない。
途中まで迎えに来てくれたPXJさんと合流。 15時45分 中の湯温泉着、小屋は夏場だけの営業だった。 喉が渇いていたので水筒のお茶はDXIさんにあげビールを頂く。30分ほど休憩し旅館、中の湯本館に向う。
今回のルートは御岳の別の顔を見られて良かった。このルートから摩利支天、継子岳を目指すのも楽しいだろう。ただコースが長く「田の原」の様な訳にはいかない。

翌13日は長い鯉のぼりが谷にはためいていたので見に行くと「わくわく自然学校」というアウトドアのイベント開催中でその中の山菜狩りに参加してみることにした。会費500円で参加者全員にTシャツがプレゼントされた。YXCにも山菜博士 JS2MLPさんがいるがその知識は今回のインストラクターにもひけをとらない実力者だ。今回それを実証した。


学術調査隊

JG2PXJ  JM2KCH  JS2MLP

登山隊

JA2DXI  JS2GHM  JK2AEN

           

     5月12日 登山    (2007年御岳登山)


三笠山直下 雪の廊下

お化粧をして登山準備

雷鳥のお出迎え

剣が峰へ向うDXIさん

剣が峰の鳥居も雪ノ下、右写真と比較

夏場の鳥居です。

鳥居の左をまきます

二の池、乗鞍岳を望む

中の湯へのルート

頂上へ着くなりmail に熱中のご両人

乗鞍岳バックに

中の湯へ下山開始



二の池 方面

ロープウエーで登ってきたスキーヤー

きれいなテレマークで滑降

このルートはスキーヤーが多い

御岳の別な顔を見た

中の湯温泉に到着

駐車場に向う

駐車場で本隊と合流

夕食、床の間に注目

     5月13日 木曽町 太陽の丘公園で遊ぶ 


部屋にも祭壇がある

朝飯です。

木曽町 太陽の丘公園

何匹のこいのぼり

山菜狩ツアーに参加 \500円

インストラクターの説明

そろいのTシャツが記念品

山菜の概要

受付スタッフ

ビニール袋を持って出発

YXCの山菜博士の説明

匂いをかぐ事も大切です

わさびの群落 植えてるのか?

セリとクレソン

町のマイクロバスで山菜の宝庫へ移動

採った山菜はてんぷらに・・・

てんぷら調理場

強風のためテント撤収

みんなで仲良く

てんぷらねーちゃん

インストラクター 有難う御座いました


2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011
inserted by FC2 system