新日鉄堺山岳部と合同登山
今特に今年はAENが所属していた昔の山仲間、「新日鉄堺山岳部」の4名と合同登山となりAENの楽しみが倍加した。PXJさんとKCHさんの2台の車で午前4時労館駐車場を出発。恵那のSAで朝食。この時点では雨が降っており山に登れるか気掛かりで有る。
八海山の民宿黒石荘で堺の4名と合流。14年振りくらいだが4名とも全く変わっていない、再会がうれしかった。自分も堺のメンバーとして来ているような錯覚を覚えた。雨はまだ降っている。今まで15年ほど連続で御岳に登っているが雨で登れなかったことは1度もなかった。とうとうその記録も破られるか。とりあえず田の原まで行って様子を見ることにする。30分程昔話をして天候回復を待つと雨は見事にあがり登山の準備をする。
突然DXIさんが叫ぶ 「岡野さん、山ちゃんの装備を見てやって」 どうしたのだろうとSBRさんを見るとその姿に唖然とした。「山ちゃん日露戦争のエキストラじゃあないんだから、それじゃ山には登れんよ」 なんとSBRさんは「土嚢」の、袋をスパッツ代わりに足に巻いている。恐れ入った根性。見かねて装備不足で登山を断念したAHHさんが自分のスパッツを貸し与えた。この二人の差は大きい。
こうして変な登山隊は9時出発。雪は例年よりやはり少ない。8合目あたりにくるとSBRさんは定位置に収まる。AENはいつになく疲労が激しく、おかしいなーこんな事では来年は学術調査隊だなーと思いながらやっとの思いで大滝頂上まで登る。先行していた堺の4名と佐藤さんはすでにガスの中、剣が峰へ向かいすでに八丁ダルミを過ぎて姿が見えない。私は疲労も激しく天候も悪いので後続の4名と共に大滝頂上で昼食後下山することした。
昼食後、「剣が峰隊」が降りてきたので一緒に下山。それでも下山時は元気が出て尻滑りなどして下った。 視界界が悪かったが8合目近くになって「写真を撮るなら今」とばかりに晴れてくれた。急いで各人自慢のデジカメを取り出しシャッターを押す。10分ほどで再びガスが視界を悪くする。後は下るだけ。駐車場に14時30分到着。 今年は雪が多いと判断し実行日をおそめに設定したが遅い分、雪は少なかった。天候が悪くガスで視界不良、風も強く大滝頂上で引き返す事になったがその分早く下山し木曽駒ビレッジでゆっくり過ごすことが出来た。
|